配列を結合したい!
この記事では、Pythonで配列を結合する方法を解説します。
他にも【Python入門】if文の使い方や【Python入門】for文の使い方で「if」や「for」について分かりやすく解説しているので、お時間がある方はご確認ください。
また、Pythonをもっと詳しく勉強したいという方は、【超厳選】20代におすすめのプログラミングスクール3選!を参考にしてください。
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配列を結合する方法
配列を結合する方法は、以下の2通りあります。
配列を結合する方法
- 配列 + 配列
- 結合元配列.extend(結合する配列)
それぞれについて解説していきます。
①「+」
「+」を使用して、配列を結合する書き方は以下の通りです。
結合元配列.extend(結合する配列)
具体的な使い方は、以下の通りです。
list1 = [0, 1, 2]
list2 = [3, 4, 5]
print(list1 + list2) #[0, 1, 2, 3, 4, 5]
他の言語とは異なり、Pythonで配列を結合する際には「+」を記述するだけです。
数値の足し算と同じように記述するので、とても直観的で分かりやすいと思います。
②「extend」
「extend」を使用して、配列を結合する書き方は以下の通りです。
結合元配列.extend(結合する配列)
具体的な使い方は、以下の通りです。
list1 = [0, 1, 2]
list2 = [3, 4, 5]
list1.extend(list2)
print(list1) #[0, 1, 2, 3, 4, 5]
list1とlist2を逆にすると、作成される配列も値の順序が異なります。
list1 = [0, 1, 2]
list2 = [3, 4, 5]
list2.extend(list1)
print(list2) #[3, 4, 5, 0, 1, 2]
このように「extend」を使用することで、配列を結合することが出来ます。
「+」と「extend」の使い分け方
配列の結合する方法は、以下の2通りがあることを説明しました。
配列を結合する方法
- 配列 + 配列
- 結合元配列.extend(結合する配列)
2通りあるということは、それぞれ特徴があるため上手に使い分けてPythonマスターを目指しましょう。
①「+」の特徴
「+」を用いた配列の結合の特徴は、結合元の配列に影響を与えないことです。
詳しく説明するために、以下のコードをご覧ください。
list1 = [0, 1, 2]
list2 = [3, 4, 5]
list1 + list2
print(list1) #[0, 1, 2]
print(list2) #[3, 4, 5]
「list1 + list2」を実施した後に、「list1」と「list2」を表示していますが、元のlist1, list2と変わっていないことが分かります。
このように「+」による配列の結合は、結合元に影響を与えず、新しい配列として結合した配列を生成します。
②「extend」の特徴
「extend」を用いた配列の結合の特徴は、結合元の配列に影響を与えることです。
詳しく説明するために、以下のコードをご覧ください。
list1 = [0, 1, 2]
list2 = [3, 4, 5]
list1.extend(list2)
print(list1) #[0, 1, 2, 3, 4, 5]
print(list2) #[3, 4, 5]
「list1.extend(list2)」を実施した後に、「list1」と「list2」を表示していますが、list1はlist2を結合した状態、list2は配列が変わっていないことが分かります。
このように「extend」による配列の結合は、結合した配列を結合元に上書きします。
【まとめ】配列の結合を使い分けよう!
配列を結合する方法は、分かりましたか?
配列を結合する方法
- 配列 + 配列 ⇒ 結合元に影響を与えない
- 結合元配列.extend(結合する配列) ⇒ 結合元に影響を与える
最後になりますが、私の体験談やみなさんの疑問に対して、できる限り分かりやすく記載したつもりです。ですが、もしここに関してもっと詳しく教えて欲しいときなどは、遠慮なく、お問い合わせ、コメント、Twitterにてご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。