C#の『All』の使い方が分からない…教えてください！
C#を学んでいるけど…
「Allの使い方が分からない」
このような疑問を持っていませんか？
この記事では、LINQのひとつである『All』について現役エンジニアが分かりやすく解説します。
まだ、C#の開発環境構築が出来ていない方はこちらを参考にしてください。
Allの使い方
Allの使い方を解説する前に、Allで何が出来るのかを把握しておきましょう。
All = 全ての要素が条件を満たしているかチェック
このような考え方で問題ありません。Allを使用すると配列（リスト）などに含まれている全要素が、ある条件を満たしているかをチェックします。
それでは、実際のコードを用いながらAllの使い方を解説していきます。
まずは、Allの使い方から説明します。Allを使うときには以下のように記述します。
配列.All(条件式)実際のコードを用いながらAllの使い方を解説していきます。
Allを使ってシーケンスを出力するときには以下のように記述します。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
namespace sample
{
class LinqAll
{
static public void BlogLinqAll()
{
//値一覧を変数NumberListとして宣言・初期化
int[] NumberList = new int[] {
1,
2,
3,
4,
5,
6,
7,
8,
9,
10
};
//ALLの実行結果を出力
Console.WriteLine($"配列NumberListの全要素は偶数です：{NumberList.All(n => (n % 2 == 0))}");
Console.WriteLine($"配列NumberListの全要素は10以下です：{NumberList.All(n => n <= 10)}");
}
}
}サンプルコードを実行した際の出力結果は、以下のようになります。
配列NumberListの全要素は偶数です：False
配列NumberListの全要素は10以下です：True注目していただきたいのは、Allを使っている２６行目、２７行目です。
配列.All(条件式)これを基にサンプルコードを解説すると、「配列 = NumberList」、「条件式 = (n % 2 == 0), (n <= 10)」となります。
つまり、配列（NumberList）の各値が条件式（(n % 2 == 0), (n <= 10)）を満たしているかのチェックをした結果を出力（Console.WriteLine）するということです。
このようにして、C#ではAllを使用することで、配列（リスト）の要素全てがある条件を満たしているかチェックするというコードを簡潔に書くことが出来ます。
【まとめ】Allは全要素が条件を満たしているかチェックできる
Allの使い方は理解できましたか？
この記事では、C#のAllの使い方について紹介しました。
最後になりますが、ここに関してもっと詳しく教えて欲しいときなどは、遠慮なく、お問い合わせ、コメント、Twitterにてご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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